2週間ほど前から始まったねず夫の新しい趣味、水耕栽培の進捗状況をお届けします。

順調に発芽したように見えたほうれん草、チンゲン菜、パクチーでしたが…なんだか、葉の色が黄色いような?

成長も遅いような気がするし…ChatGPTに相談してみることにしました。
「葉が黄色い」というのは、水耕栽培ではよくあるサインです。考えられる失敗や要因を整理するとこんな感じです。
🌱 1. 栄養不足(特に窒素)
- 水耕栽培では土のように栄養の緩衝がないため、液肥を早めに与えないと黄色化しやすいです。
- 本葉が出始めた頃には、薄めの液体肥料を導入する必要があります。
- ダイソーの水耕セットだと、水道水+スポンジだけだとミネラル不足になりがちです。
💧 2. 水質・pHの問題
- 水道水は地域によってpHや硬度が異なり、養分の吸収不良を起こすことがあります。
- pHが極端に高い(アルカリ寄り)と鉄や窒素が吸収されにくく、黄化が進みます。
👉 可能ならハイドロ用液肥や、pH調整を行うと改善します。
☀️ 3. 光不足
- ダイソーの水耕用品はLEDライトがセットでない場合が多いので、窓際の自然光だけだと弱い光量になりやすいです。
- 光不足 → 光合成が十分できず、下葉から黄色化していきます。
👉 100均LEDでは弱いことも多いので、植物育成LEDの追加を検討すると安定します。
🌡 4. 温度・環境ストレス
- ほうれん草やチンゲン菜は高温に弱く、25℃以上だと徒長・黄化しやすいです。
- パクチーは特に暑さに弱く、成長が止まりやすいです。
✅ 改善ポイント
- 本葉が見えたら、市販の「水耕栽培用液肥」を500~1000倍程度に薄めて与える。
- 日当たり(光量)が足りないなら育成LEDを追加。
- 室温を20℃前後に保ち、直射日光で水温が上がらないよう注意。
- 黄化した葉は元に戻らないので、今後の新しい葉が緑色になるかを観察するのがポイント。
ちなみに、ひょろ~っと伸びてしまった芽のことを徒長と呼ぶらしいです。
ねず夫は水耕栽培用のLEDは最初から設置しています。部屋も明るくなってコンパクトで非常によいライトです。
なので、栄養不足な可能性が大きいと判断しました。

最初、肥料はダイソーで購入したこちら液体肥料(100円)を使用していました。


一応、窒素やリンも入ってますが、もともとプランター用の肥料なため、水耕栽培に必要なほどの栄養分は入っていなかったのかもしれません。
🪴 プランター用(=土用肥料)
- 前提:土に含まれるミネラルや微生物が養分を補ってくれる
- 特徴
- 窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)を主成分とした「三要素」中心
- 微量要素(鉄・カルシウム・マグネシウムなど)は少なめ or 含まれていないことが多い
- 土が余分な成分を吸着・緩衝するので、多少濃すぎても植物は耐えられる
👉 つまり「土がフィルター兼サプリの役割」をしている前提で作られています。
💧 水耕栽培用の肥料
- 前提:土がないので、肥料水そのものが「唯一の栄養源」
- 特徴
- 三要素(NPK)+微量要素(鉄、マンガン、ホウ素、モリブデン、亜鉛など)を必ず配合
- pHが安定するよう調整済み(吸収率が落ちにくい)
- 溶解性が高く、根がすぐに吸収できる形になっている
- 「A液・B液」と分かれて販売されることが多い(カルシウムとリン酸などを一緒に溶かすと沈殿して効かなくなるため)
👉 つまり「土が持っている役割をすべて液肥に詰め込んでいる」のが水耕肥料です。
というわけで、100%ダイソー用品で済まそうと思っていましたが、水耕栽培用の肥料は別に購入した方が良さそうです。
おすすめを聞いたらハイポニカという肥料をすすめられたので購入してみました。
一代目は失敗に終わってしまったねず夫の水耕栽培。
先日、2代目に向けて、2回目の買い出しが実行されました。

さてはて2代目はどうなるでしょうか…?
今は「普段我々が美味しい野菜を食べられるのは農家の方々の知識と経験のおかげなんだあなぁ~」と、痛感しています。